赤星栄志の物語






 

私が理事として関わっている新潟のNPO法人「里のじむしょ」で子どもたち向けの農業体験で麻を栽培し、糸を紡いで、織物体験をしてみるという企画を練っていた。(今年の1月頃)
とにかく新潟県の薬務課に一度話しをもっていかないと何もはじまらない。薬務課に行った里のじむしょのもう一人の理事は、農業体験のような理由では、大麻の栽培免許は下りない。免許を交付する必然性がない!と一蹴されてしまった。

私は、これまで、
2000年11月に麻の入門本「ヘンプがわかる55の質問〜ヘンプ(大麻)の基礎知識」
2001年3月に麻の料理本「麻の実クッキング」の2冊の本を書き、知識的な面での普及に努める活動を中心にしていた。
しかし、麻をもっと身近に感じることができるツールって何だろうと考えたとき、「麻を食べる」という切り口が面白いと思っていた。

それでその里のじむしょの同じ理事の西田君から新潟ビールで麻ビールをつくってもらおうかという話になった。
麻の実のサンプルを送って、なかなか美味しい味に仕上がった。そこで、急いでビールの名前とラベルのデザインを考えて、発売にこぎつけた。

とにかく、麻ビールを通じて、「麻のよさ」 を 「継続して」 アピールしていきたい。
そのツールにビールはいいポジションにある。

結構、主張は単純かもしれないと思っている。。。