赤星栄志の物語






大麻の利用を@産業利用、A伝統工芸、B医療用、C嗜好品の4つに分類するととC嗜好品ばかりに注目されるが、これからは、残りの3つの方が注目されていくと考えられている。
  国内の大麻取締法でも国際的な麻薬の条約でも、大麻の種子と茎は、取締りの対象外である。規制されているのは、向精神作用物質のTHC (テトラ・ヒドラ・カンナビノール)が多く含まれる花穂と葉の部分である。
  昔から大麻には大きくわけて繊維型と薬用型の2つの品種がある。
  最近では、ヨーロッパやカナダでは、産業用大麻(Industrial Hemp)というTHCがほとんどない繊維型の品種が開発され、その品種に限定して栽培されている。ちなみに日本では、栃木県や岐阜県などで今でも栽培され、神社の神事用、民芸品、大相撲の横綱の化粧回し、花火の火薬、弓弦などのごくわずかな用途にしか利用されていない。

麻薬に関する単一条約 第28条2より
    この条約は、もっぱら産業上の目的(繊維及び種子に関する場合に限る)又は園芸上の目的のための大麻植物の栽培には、適応しない。(1961年採択)

大麻取締法 第1条

    この法律で『大麻』とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。(1948年施行)