赤星栄志の物語







環境保全と地域経済の両立のためには、その地域の風土に根ざした資源(農産物、自然エネルギー、天然素材など)を地域で生産し、流通させ、消費し、その廃棄物を還元する地域循環型社会の構築が必要である。地域資源の中で特にヘンプ(日本名:大麻)は、次の3つの点で注目される。

  1. 環境負荷が低く、栽培管理が容易な作物(コットンのように農薬や化学肥料を必要とせず、雑草や害虫に強い) 利用価値が高い
  2. (衣類、建材、紙、燃料、化粧品、食品、プラスチック等の生活用品が製造可能、欧米諸国では全て実用化され市場拡大中)
  3. 麻といえば、縄文の昔より大麻のことをさし、地名や人名にも使用され、日本の風土や文化に関係の深い植物である。


日本では大麻取締法により都道府県知事の免許がないと栽培できないが、種子及び茎の利用価値が高いため、地域興し、まちづくりとして取組む動きがでてきている。また、90年代はじめから欧米諸国において、ヘンプは、石油及び木材の代替資源として見直されている。特にEU(欧州連合)では、98年には1 エーカー当たり310ドル(1ha当たり約9万円)の栽培奨励金を与えて、休耕地に農家が栽培するような政策を実施している。